楽天が提供している格安SIM「楽天モバイル」は知名度も高く、最近では音楽家のYOSHIKIさんをCMに起用するなど、目にする機会も多いのではないでしょうか。通信サービスを利用することにより楽天ポイントが貯まるといった楽天会員との連携サービスも魅力です。
今回は、楽天モバイルの申し込み手順から端末での設定方法までを徹底解説します。
目次
楽天モバイルの申し込み方法
楽天モバイルへ申し込みはインターネット上の楽天モバイル公式サイトから行います。
今回は例として以下の内容で申し込みをしてみます。
【楽天モバイル申し込み内容】
- 内容 SIMカードのみ
- 料金プラン 3.1GBプラン
- SIMサイズ nanoSIM
- サービスタイプ データSIM(SMSなし)
- オプション なし
- アクセサリ なし
楽天モバイル公式サイトから申し込み
まずは、楽天モバイル公式サイトヘアクセスし、トップページにある「楽天モバイルに今すぐお申し込み」をタップします。
申し込みに必要な情報が一覧で出てくるので、必要なものを手元に用意しましょう。 【申し込み時に必要なもの】
- 本人名義のクレジットカード
- 本人確認書類(通話SIM、050データSIM申し込みの場合)
- MNP予約番号(他社から乗り換えた場合)
申し込みタイプを選択します。SIMフリー端末が必要な場合はここで好きな機種を選択します。
SIMのみ申し込む場合は下の方にある「SIMカード」にチェックを入れます。
(例ではSIMカードのみを選択)
次にSIMタイプの選びます。使用用途に応じて「通話SIM」「050データSIM(SMSあり)」「データSIM(SMSなし)」を選びます。
(例では「データSIM(SMSなし)を選択) 購入内容とSIMタイプを選択したら下の「料金プランの選択へ」をタップします。
料金プラン・SIMサイズの選択
続いて、料金プランを選んでいきます。
格安な「ベーシックプラン」から始まり、「3.1GBプラン」「5GBプラン」「10GBプラン」「20GBプラン」「30GBプラン」と大容量のものまで用意されているので、利用状況に合った最適な通信容量を選択します。
SIMサイズを選択したら、下の方にある「オプション選択へ進む」をタップします。
オプションの選択
楽天モバイルではオプションサービスが充実しています。セキュリティ関連のものからコンテンツサービスまで幅広くあるので、好みのオプションがあればここで選択しておきます。
オプション選択が終了したら、一番下まで進むと「アクセサリー購入へ進む」があるのでタップします。
契約者情報の入力
アクセサリ購入がある場合はここで選びます。特にないようであれば、画面一番上にある「お客様情報入力へ進む」を選びます。 続いてログイン画面になります。
楽天会員であれば「楽天会員ログインへ」を選択すると、既に楽天会員として登録されている個人情報が引用されるので、入力が簡単になります。
楽天会員でない場合は「お客様情報の入力へ」を選択します。
契約者情報・配送先情報・配送日時指定などを入力していきます。
続いて支払い方法の入力です。手元の本人名義のクレジットカード情報を入力していきます。
※デビットカードは楽天銀行、及びスルガ銀行発行のカードのみ利用可能です。
お知らせ設定などを選択したら一番下にある「お客様情報確認へ進む」をタップします。
申し込み内容の確認
これまで入力してきた内容を確認します。間違った内容があれば、ここで修正をしてください。問題ないようであれば、一番下にある「利用規約確認へ進む」を選択します。
利用規約の確認
最後に利用規約の確認です。
内容を確認したら、「全ての利用規約および注意事項に同意しました。」にチェックを入れて、すぐ下にある「申し込みを確定する」をタップします。
これで、楽天モバイルの申し込みが完了です。
【APN設定】楽天モバイルのSIMを端末に設定する方法
申し込みして数日経過すると楽天モバイルのSIMカード一式が配送先住所に届きます。この時点で回線は開通していますが、SIMカードを端末に挿入するだけではまだ通信することはできません。 使用する端末に応じた「APN設定」とよばれる初期設定を行う必要があります。 APN設定はWi-Fi環境下で行います。また、iPhoneやiPadなどのiOS端末とAndroid端末で設定方法が異なります。
APN設定の前に申込種別番号確認が必要
まずは、届いたSIMを取り出した後にピンを使って端末にSIMカードを挿入しましょう。SIMカード4隅の内、欠けている部分があるので、向きに注意しながらセットします。
楽天モバイルの場合、各契約者の「申込種別」の番号によってAPN設定の内容が異なります。
先にこの申込種別番号を確認します。 まず、楽天モバイルの会員サポートページにアクセスし「メンバーズステーション」を選択します。
楽天会員またはユーザーアカウントでログインします。
(例では楽天会員としてログイン)
ログインしたら画面下の方に進み、登録情報・設定変更の中にある「ご契約者さま情報」をタップします。
すると、契約者情報一覧の中に「申込種別」という3ケタの番号が表示されるので、確認します。
この後に使用するので、忘れないよう控えておいてください。
以上でAPN設定前の申込種別の番号確認は終了です。
iPhoneやiPad(iOS端末)でのAPN設定方法
iPhoneやiPadなどのiOS端末でのAPN設定方法です。 楽天モバイル公式ページのAPN設定ページへアクセスします。 ページの下の方まで進むと「申し込み種別が○○○の方はこちら」というボタンがあるので、先ほど確認した番号のものを選択します。
APN設定方法(iPhone)という見出しの中にある「構成プロファイルインストール」項目のリンクをタップします。 設定アプリに移動するので、右上の「インストール」を選択します。端末にパスコードを設定している場合はパスコードを入力します。
承諾という画面に移行するので「次へ」を選び、警告という画面に切り替わったら右上の「インストール」をタップします。
ポップアップが表示されるので「インストール」をタップします。最後に画面右上の「完了」を押して終了です。
これでiOS端末で楽天モバイルの通信が使用できます。
Android端末でのAPN設定方法
Android端末の場合のAPN設定方法です。まずは「設定」アプリを開き「モバイルネットワーク」を選びます。
「アクセスポイント名」を選択し、右上の「+」アイコンをタップし、APN設定を新規追加します。
楽天モバイルのAPN設定を手動で入力していきます。申込種別ごとに2種類あるので、事前に確認した番号のものを使用してください。 【申込種別が「006」「007」の場合】
- 名前 楽天モバイル(任意の名前でOK)
- APN rmobile.jp
- ユーザー名 rm
- パスワード 0000(ゼロが4つ)
- 認証タイプ PAPまたはCHAP
【申込種別が「003」「005」「008」「009」の場合】
- 名前 楽天モバイル(任意の名前でOK)
- APN rmobile.co
- ユーザー名 rm
- パスワード 0000(ゼロが4つ)
- 認証タイプ PAPまたはCHAP
これ以外の項目については、入力しなくても問題ありません。
(画像例は007の場合で入力) 入力が完了したら再び画面上の「+」アイコンをタップし「保存」を選択します。
保存後、一覧から「楽天モバイル」(任意の名前のもの)を選択し、チェックを入れたら完了です。 これでAndroid端末で楽天モバイルの通信を使用することが可能になります。
まとめ
今回は、楽天モバイルの申し込み手順と端末での設定方法について解説しました。 楽天モバイルの料金プランの特徴は以下で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。