動画・音楽配信サービスとなど、スマホでエンタメコンテンツを楽しむ場合、データ通信容量を多く必要とします。
このようなコンテンツをメインで利用しているユーザー向けに、大手キャリア・格安SIMともに大容量プランが充実してきています。
この記事では、大手キャリアと格安SIMの大容量プランをそれぞれ比較してみたいと思います。
目次
大容量プランを利用するメリット
何GB以上のデータ容量を大容量と定義するかはあいまいですが、一般的には10GB以上のものがそれに値すると思います。
これまで、大手キャリアや格安SIMを含めて、10GB以上のプランというものはあまり取扱いがありませんでした。
近年になって、動画配信サービスや、音楽配信コンテンツが盛り上がりをみせ、さらに画像が動画をシェアするSNSサービスなど、テキスト中心のコンテンツから、メディアが多く利用されるコンテンツが豊富になってきたことに伴い、スマホのデータ容量も大容量化してきています。
通信キャリア各社とも大容量に対応したプランを提供するようになりました。
今では、20GBや30GBプランも多く存在し、中には100GBプランというような超最大級の大容量プランが提供されているところもあります。
自宅にWi-Fi環境が整っている人からすれば、アプリやソフトウェアのアップデート、動画コンテンツの視聴といった大容量のデータ通信を必要とするものは、Wi-Fi環境下で行えばよいのですが、中には自宅にインターネットプロバイダ契約によるWi-Fi環境を整備していないという人もいると思います。
Wi-Fi環境を整備していない人にとっては、大容量のデータプランは非常に活用できると思います。
自宅にインターネットプロバイダと契約したWi-Fiサービスを整備するのに月額5,000円費用を支払っているとすれば、その分、携帯電話の通信キャリアに5,000円支払って、データ容量を大容量にすると代えて考えれば良いですよね。
それに大容量プランはデータ容量が少ないプランに比べて、容量あたりの単価が安く設定されています。月末付近になって、データ容量をよく追加するというような追加チャージをよくするというような場合は、追加チャージ自体の単価が高いので、大容量プランを選択しておくのもメリットです。
さらに、キャリアによっては大容量プランを契約したあとに、家族やサブ端末の複数のSIMカードでシェアしてわけあって利用できるプランもあります。
1台の端末だけでなく、複数台の端末にまたがって通信利用する場合は、大容量プランを選択するとお得に利用できます。
大手キャリアの大容量プランをチェック
日本3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクの大容量プランをチェックしてみましょう。
ドコモの大容量プラン
まずはドコモの大容量プランです。
ドコモは格安SIMを提供する数多くのMVNOに通信回線を提供しています。
家族利用の場合のパケットパックの値段は以下のとおりです。
パケットパック (プラン名・容量) |
月額利用料 |
月額合計 (カケホーダイの場合) |
ずっとドコモ割 (15年以上利用) |
ウルトラデータLLパック (30GB) |
8,000円 | 11,000円〜 | -800円 |
ウルトラデータLパック (20GB) |
6,000円 | 9,000円〜 | ー800円 |
ウルトラシェアパック100(100GB) | 25,000円 | 28,000円〜 | -2,500円 |
ウルトラシェアパック50(50GB) | 16,000円 | 19,000円〜 | -1,800円 |
ウルトラシェアパック30(30GB) | 13,500円 | 16,500円〜 | -1,200円 |
シェアパック15(15GB) | 12,500円 | 15,500円〜 | -1,200円 |
シェアパック10(10GB) | 9,500円 | 12,500円〜 | -1,000円 |
シェアパック5 (5GB) | 6,500円 | 9,500円〜 | -800円 |
ドコモの大容量プランは、パケットパックと呼ばれるデータ容量をセットにすることによって設定されます。
通話かけ放題がセットになったカケホーダイと、ネット回線接続料となるspモード利用料300円がセットになり、月額利用料金がきまります。
スマホ向けプランの基本プランは以下のとおりです。
基本プラン名 |
月額料金 (2年契約あり) |
月額料金 (2年契約なし) |
カケホーダイプラン (スマホ/タブ) |
2,700円 | 4,200円 |
カケホーダイライトプラン (スマホ/タブ) |
1,700円 | 3,200円 |
シンプルプラン (スマホ) |
980円 | 2,480円 |
データプラン (スマホ/タブ) |
1,700円 | 3,200円 |
spモード利用料 (ネット回線接続料) |
月額300円 | |
シェアオプション月額定額料 (子回線利用料) |
月額500円/台 |
ドコモの大容量プランは、最大で100GBまで利用できるウルトラシェアパック100があります。かなり強力なプランなので、データ通信を多く利用するユーザーであっても満足のいく容量ではないかと思います。
主回線以外の子回線に対しては、1回線あたり500円の月額定額料がかかるほか、カケホーダイなどの基本プラン料金がかかります。
例えば2回線契約をウルトラシェアパック100で契約した場合の料金を計算してみます。2回線ともカケホーダイプランを選択するとします。
主回線(1台目)
[box class=”box16″]
カケホーダイプラン 2,700円(2年契約あり)
spモード使用料 300円
ウルトラシェアパック100 25,000円
[/box]
子回線(2台目)
[box class=”box16″]
カケホーダイプラン 2,700円(2年契約あり)
spモード使用料 300円
シェアオプション月額定額料 500円
[/box]
→2回線合計 31,500円
このような金額となります。
主回線は通話定額の基本プランと、回線接続料、としてパケットパックの基本料金が全てかかり、子回線は通話定額の基本プラン、回線接続料、シェアパック月額定額料がかかるというイメージです。
子回線の2台目以降についても同様の料金が加算されていきます。
auの大容量プラン
続いて、auの大容量プランです。
auは、ドコモほどではないですが、いくつかの格安SIMに回線提供をしています。
プラン名 (データ容量) |
月額利用料 |
月額合計 (カケホの場合) |
データ定額2(2GB) | 3,500円 | 6,500円〜 |
データ定額3(3GB) | 4,200円 | 7,200円〜 |
データ定額5(5GB) | 5,000円 | 8,000円〜 |
データ定額20(20GB) | 6,000円 | 9,000円〜 |
データ定額30(30GB) | 8,000円 | 11,000円〜 |
スマホ向けプランの基本プランは以下のとおりです。
基本プラン名 |
月額料金 (2年契約あり) |
月額料金 (2年契約なし) |
カケホ | 2,700円 | 4,200円 |
スーパーカケホ | 1,700円 | 3,200円 |
LTEプラン | 934円 | 1,868円 |
LTE NET利用料 (ネット回線接続料) |
月額300円 |
ドコモのプランと大きく違うのはauのプランには主回線と子回線を設けるようなグループ内のシェアプランが存在しません。
また大容量プランについては、20GBそして30GBまでのプランです。
グループ内でのシェアがない分、1回線ずつのプラン設定となるので、大容量プランについては30GBまでの設定となっているようです。
シェアはできませんが、家族内でデータ容量を贈りあえるパケットギフト機能はあるので、実質的なシェアは可能です。
auで大容量プランを選択した場合の料金を計算してみましょう。
例えば24時間通話し放題になるカケホと30GBのパケットをセットにした場合でみてみましょう。
主回線
[box class=”box16″]
カケホ 2,700円(2年契約あり)
LTE NET使用料 300円
データ定額30(30GB) 8,000円
[/box]
→回線合計 11,000円
このような金額となります。
ソフトバンクの大容量プラン
3つめの大手キャリアとなるソフトバンクの大容量プランをみていきましょう。
プラン名 (データ容量) |
月額利用料 |
月額合計 (スマ放題の場合) |
データ定額ミニ 1GB | 2,900円 | 5,900円〜 |
データ定額ミニ 2GB | 3,500円 | 6,500円〜 |
データ定額 5GB | 5,000円 | 8,000円〜 |
データ定額20GB | 6,000円 | 9,000円〜 |
データ定額 30GB | 8,000円 | 11,000円〜 |
家族データシェア 10GB | 9,500円 | – |
家族データシェア 15GB | 12,500円 | – |
家族データシェア 50GB | 16,000円 | – |
家族データシェア 100GB | 25,000円 | – |
スマホ向けプランの基本プランは以下のとおりです。
基本プラン名 |
月額料金 (2年契約あり) |
月額料金 (2年契約なし) |
スマ放題 | 2,700円 | 4,200円 |
スマ放題ライト | 1,700円 | 3,200円 |
ホワイトプラン | 934円 | 1,867円 |
ウェブ使用料 (ネット回線接続料) |
月額300円 |
ソフトバンクの料金プランは、1人ユーザー向けの大容量プランとしてギガモンスターの20GBプラン、ギガモンスターの30GBプランが用意されています。
また、家族内など複数のSIMでデータシェアをする場合は、家族データシェアというプランがあり、10GB、15GB、50GB、最大100GBまでのシェアプランが用意されています。
auでも100GBプランはありませんでしたが、100GBのあたりの料金設定となってくるとドコモのプランと同じです。
ここで、ソフトバンクで大容量プランを選択した場合の料金を計算してみましょう。
例えば2回線契約を家族データシェア100で契約した場合の料金を計算してみます。2回線とも24時間通話し放題なスマ放題を選択することとします。
主回線(1台目)
[box class=”box16″]
スマ放題 2,700円(2年契約あり)
ウェブ使用料 300円
家族データシェア100 25,000円
[/box]
子回線(2台目)
[box class=”box16″]
スマ放題 2,700円(2年契約あり)
spモード使用料 300円
シェアオプション月額定額料 500円
[/box]
→2回線合計 31,500円
ドコモの場合の試算結果と同じでかけ放題プランであるスマ放題と100GBの大容量プランを2台で利用した場合の料金は31,500円となります
大手キャリア3社分の料金まとめ
大手キャリアの料金プランの仕組みとして、通話かけ放題及びがセットになっている場合が多いので、これら料金をセットにして、各社共通で展開されている20GBプランと30GBプランにしぼってまとめてみます。
通話の基本プランは各社とも24時間かけ放題のプランを加算しています。
プラン | ドコモ | au | ソフトバンク |
20GB | 9,000円 | 9,000円 | 9,000円 |
30GB | 11,000円 | 11,000円 | 11,000円 |
(通話セット[24時間かけ放題]・ネット利用料込み)
比較すると驚きの事実がわかりました。
20GBプランと30GBプランにおいて、24時間通話し放題の基本プランとネット使用料をセットにした場合、ドコモ・au・ソフトバンクの3社とも全て横並びの価格となりました。
20GBプランでは月額9,000円、30GBプランでは月額11,000円となります。
この料金が高いのか安いのか、価格面で比較していくために、次に格安SIMで大容量プランの取扱いがあるMVNOをみていきましょう。
大容量プランのある格安SIM
格安SIMを取り扱うMVNOでも、20GB・30GBといった大容量プランを扱うMVNOは、そこそこ数があります。
大容量プランを格安SIMで利用できたら、値段が安く利用できるので、データ通信容量を多く使うユーザーにとっては、使うデータ容量はそのままに通信料金がぐんと安くなるので嬉しいですよね。
では、格安SIMの大容量プランをみてきましょう。
比較した格安SIMはこちら!
エキサイトモバイルの大容量プラン

検索大手のエキサイトが運営する格安SIMが「エキサイトモバイル」です。
20GB以上の大容量プランを抜粋して料金プランをみてみます。
高速データ容量 | 月額料金 |
大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
音声通話SIMのプランとの差額 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |||
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 9,000円 | 4,320円 |
30GB | 5,980円 | 6,680円 | 11,000円 | 4,320円 |
40GB | 7,980円 | 8,680円 | – | – |
50GB | 10,180円 | 10,880円 | – | – |
大手キャリア3社のキャリアの20GBプラン・30GBプランと比較すると、両プランともそれぞれ4,320円安いという計算です。
大手キャリアの料金プランについては、基本料金のなかに24時間かけ放題の通話料金も含まれていることを考えると、差額はここまで大きくないようには思います。
通話メインの大容量ユーザーからすると、30秒20円かかるエキサイトモバイルの通話料を考慮すれば、大手キャリアの料金プランを選択した方が安い結果になるかもしれません。
反対に、通話利用が少なく、データ通信利用がメインで音声通話をほとんどしないという人であれば、料金プランはほぼ半額の値段となるので、かなり割り安に利用できます。
月額あたり4,320円安いということになるので、1年間に換算すると51,480円も安くなります。
データ通信がメインとなるユーザーであれば、やはりエキサイトモバイルの大容量プランを利用した方が月額料金は安くなります。
さらに、エキサイトモバイルでは、30GB以上のプランとして、40GBのプランと50GBのプランが用意されています。
40GBのプランは音声通話SIMで月額8,680円、50GBのプランで月額10,880円となっています。大手キャリアのプランと比較すると、同じくらいの価格帯で20GBも余分に使うことが可能です。
エキサイトモバイルでは、この他、SIM3枚コースというものも用意されていて、複数のSIMカードで契約することもできます。
大容量プランを複数の端末にセットしているSIMカードでシェアしたいという場合は、SIM3枚コースでの利用もお得です。
楽天モバイルの大容量プラン

インターネットショッピングサイトでもお馴染みの楽天市場を運営する楽天グループの格安SIMが「楽天モバイル」です。
SIMフリーのセット端末ラインナップが豊富であったり、利用料金の一部をポイント還元するといった楽天ならではのサービスも充実しています。
では、楽天モバイルの大容量プランをチェックしてみましょう。
高速データ容量 | 月額料金 |
大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
音声通話SIMのプランとの差額 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |||
20GB | 4,050円 | 4,750円 | 9,000円 | 4,250円 |
30GB | 5,450,円 | 6,150円 | 11,000円 | 4,850円 |
楽天モバイルの大容量プランを抜粋しました。
組み合わせプランでは、最大30GBのプランが用意されています。
大手キャリアの料金プランと比較すると、20GBのプランで差額が月額あたり4,250円、30GBのプランで差額が月額あたり4,850円となっています。
20GBの大容量プランより、より容量の大きい30GBのプラン方が、割安な料金設定となっています。
ただし、大手キャリアの料金プランについては、24時間通話し放題のプランで通話料金が含まれてる形となります。
楽天モバイルでの通話料金は、30秒20円かかるので、1分にすると40円、1時間通話したとすると、2,400円もの通話料が発生します。
通話が多いユーザーは楽天でんわを利用した通話時間無制限のかけ放題プランが2,380円で提供されています。
大手キャリアとの差額に通話定額の月額料金を考慮すると差額は約2,500円となります。
料金的な部分からいくと、大手キャリアで大容量プランを利用するより、通話定額オプションへ加入したとしても、これだけの金額は安くなるということになります。
大容量プランを利用したいユーザーで少しでも料金を安くしたいという人にはオススメです。
DMMモバイルの大容量プラン

「DMMモバイル」は、動画配信サービスで有名なDMMグループが運営する格安SIMです。DMMモバイルは常に業界最安値の料金プランを提供しているので、少しでも安い料金で利用したいという人にはオススメです。
利用料金の一部がDMM.comで利用できるポイントに還元されるなど独自のサービスもあります。
以下、DMMモバイルの大容量プランを抜粋しました。
高速データ容量 | 月額料金 |
大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
音声通話SIMのプランとの差額 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |||
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 9,000円 | 4,320円 |
DMMモバイルの大容量プランは20GBプランまでとなっています。
業界最安値の料金プランを提供しているので、他の格安SIMよりさらに少し安い料金設定になっています。
こちらも他の格安SIM同様に、大手キャリアの料金プランに24時間通話し放題の通話料金が含まれていることを考えると、通話料金が含まれていないDMMモバイルの料金プランはその分大きく安くなっているといえます。
大手キャリアとの差額は、4,320円です。
通話利用が少なく、データ容量をメインで利用しているユーザーであれば、DMMモバイルの料金プランは大変お得な内容です。大手キャリアの料金プランの約半額の値段で20GBのデータ容量を使用できます。
反対に音声通話利用が多いユーザーからすると、DMMモバイルの通話料金は30秒20円かかるので、利用状況によっては、通話料金で安くなっている部分を圧迫してしまうかもしれません。
通話利用が多いユーザー向けに、音声通話が5分間までかけ放題となるオプションサーヒスも提供されています。
データ容量を大容量使用し、音声通話も多く利用するというユーザーは、5分かけ放題のオプションを利用するのも手かもしれません。
BIGLOBE SIMの大容量プラン

インターネットプロバイダ大手のBIGLOBEが運営する格安SIMが「BIGLOBE SIM」です。
大手プロバイダが運営している安心感は抜群で、安定した通信サービスを提供しています。
YouTubeといった動画配信サービスのデータ利用が無制限で使い放題になるエンタメオプションサービスをはじめとして、人気の格安SIMとなっています。
以下、BIGLOBE SIMの大容量プランを抜粋しました。
高速データ容量 | 月額料金 |
大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
音声通話SIMのプランとの差額 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |||
20GB | 4,500円 | 5,200円 | 9,000円 | 3,800円 |
30GB | 6,750円 | 7,450円 | 11,000円 | 3,550円 |
BIGLOBE SIMの大容量プランは20GBプランと30GBプランが用意されています。
20GBプランの音声通話SIMで5,200円、30GBの音声通話SIMで7,450円という料金設定です。大手キャリアの大容量プランと比較すると、20GBプランで3,800円安く、30GBプランで3,550円安いという結果に。
ただし、他社同様に大手キャリアでの金額については24時間かけ放題の通話料金がセットになってこの値段なので、BIGLOBE SIMで通話も多く利用するというユーザーについては、通話料で安い部分を圧迫してしまうかもしれません。
通話利用が少なく、データ容量を多く利用するというユーザーであれば、約4,000円も安くなっているBIGLOBE SIMがオススメです。
仮に通話利用が多い場合でも、3分かけ放題オプションや、60分まで650円の定額で利用できる通話パックのオプションもあるので、大容量プランと合わせて活用すると良いかもしれません。
mineo(マイネオ)の大容量プラン

関西電力グループであるケイ・オプティコムが運営する格安SIMが「mineo(マイネオ)」です。最近では「新しいフツーをつくる」とうキャッチコピーのもとTVCMなどでも目にする機会が多くなってきた人気の格安SIMです。
ドコモ回線とau回線がどちらも使えるマルチキャリア対応である点も大きな特徴。
mineoの大容量プランを抜粋してチェックしてみます。
高速データ容量 | 月額料金 |
大手キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
音声通話SIMのプランとの差額 | |
データ通信SIM | 音声通話SIM | |||
20GB | 3,980円 | 4,680円 | 9,000円 | 4,320円 |
30GB | 5,900円 | 6,600円 | 11,000円 | 4,400円 |
mineoの大容量プランは20GBと30GBが用意されています。
20GBでは大手キャリアより4,320円、30GBでは大手キャリアより4,400円安い計算となります。
mineoの場合も他社同様となりますが、通話利用が多い場合はこの大手キャリアとの差額がもう少し小さくなるかもしれません。大手キャリアの金額の中には、24時間かけ放題となる通話料金がセットになった価格なので、30秒20円という通話料金設定であるmineoで音声通話利用が多い場合は、通話料金がかさみます。
データ容量の利用が多く大容量プランを希望するユーザーの中で、音声通話が多いということであれば、5分かけ放題のオプションサービスに加入することにより、通話料金を大きく節約することができます。
短時間利用の音声通話が多ければ、大容量プランとセットでかけ放題オプションに加入することにより、大手キャリアで利用した場合よりも安い価格でデータ大容量を利用可能です。
まとめ
大手キャリアと主要格安SIMの大容量プランを比較しました。
格安SIMは個人利用が多いので、まだまだ10GB程度までしか提供していないMVNOも多いです。今回紹介した大容量プランを提供している格安SIMはどれも人気の格安SIMとなっているのでオススメです。
大手キャリアで利用する場合より、通信料金を最大半額近く抑えることが可能になるので、「データ通信を多く利用したい」というユーザーであれば、大容量プランを格安SIMで利用すると、通信料金を大きく節約できます。